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健康のために必要なヨード

ヨード(ヨウ素)は、天然ガス採取の付随水であるかん水に含まれているハロゲン属の元素で、私たちの生存、成長に不可欠な生理作用を持っており、人体の必須元素です。
日本は海に囲まれた島国であるため、海藻や魚介類から必要量のヨードを摂取できますが、内陸の国等、海産物の摂取の少ないところでは、ヨードの不足による発育不全等、ヨード欠乏症に苦しんでいる人々もいます。
当社は事業の第2の柱として、ヨードの製造を行っており、その大部分は海外へ輸出しています。ヨードは、資源の乏しいわが国が世界に向けて輸出できる貴重な国産資源であり、南米のチリとともに、日本(大部分が千葉県)が世界の主要な生産国となっています。
また、当社は平成7年3月にヨード製造でISO(国際標準化機構)の品質保証規格ISO9002(平成14年5月にISO9001:2000 に移行)を取得する等、世界有数のヨード生産者として、確固たる信頼を築いています。

ヨード欠乏症とは
生体必須微量元素として人類や動物の生存、成長に欠かせないヨード。人体のあごの下(頸部)にある甲状腺では、ヨードを含むホルモンが作られています。これが不足するとヨード欠乏症となり、発育不全、知能障害、その他種々の機能障害や甲状腺腫などを引き起こします。
日本人は、海藻や魚介類を食べることで必要量のヨードを摂取しているため、発病することはほとんどありませんが、世界では約16億人がヨード欠乏症の危機にあり深刻な問題となっています。この予防策に主として食塩にヨード化合物を添加し摂取する方法が採られています。
日本のヨード生産の大部分を占める千葉県は、ヨード欠乏症に苦しむモンゴルやカンボジアに対し、ヨード支援事業を行い、同国との友好を深めており、当社も支援事業に参画しています。
最先端分野にまで拡大する用途
ヨードの用途として、私たちの生活に身近なものでは、うがい薬やレントゲン造影剤、殺菌剤、防かび剤の原料等に使われ、その他では工業用触媒や農業分野でも使用されています。さらに最近では、液晶の偏光フィルム等のハイテク分野でも活用されています。

- 優れたX線吸収能力を利用して、医療診断用X線造影剤に適用
- 単体ヨードが本来保有する抗微生物作用を利用して、殺菌消毒剤に適用
- ヨード欠乏症の治療や予防のための製剤(食塩や飼料等にヨード化合物を配合)
- 上記のほか、工業用触媒、液晶表示板の偏光フィルム、安定剤、除草剤、写真感光剤など広い産業用用途で使用






