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ヨードとは

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健康のために必要なヨード

ヨード

ヨード(ヨウ素)は、天然ガス採取の付随水であるかん水に含まれているハロゲン属の元素で、私たちの生存、成長に不可欠な生理作用を持っており、人体の必須元素です。
日本は海に囲まれた島国であるため、海藻や魚介類から必要量のヨードを摂取できますが、内陸の国等、海産物の摂取の少ないところでは、ヨードの不足による発育不全等、ヨード欠乏症に苦しんでいる人々もいます。

当社は事業の第2の柱として、ヨードの製造を行っており、その大部分は海外へ輸出しています。ヨードは、資源の乏しいわが国が世界に向けて輸出できる貴重な国産資源であり、南米のチリとともに、日本(大部分が千葉県)が世界の主要な生産国となっています。

ヨード欠乏症とは

生体必須微量元素として人類や動物の生存、成長に欠かせないヨード。人体のあごの下(頸部)にある甲状腺では、ヨードを含むホルモンが作られています。これが不足するとヨード欠乏症となり、発育不全、知能障害、その他種々の機能障害や甲状腺腫などを引き起こします。
日本人は、海藻や魚介類を食べることで必要量のヨードを摂取しているため、発病することはほとんどありませんが、世界では約16億人がヨード欠乏症の危機にあり深刻な問題となっています。この予防策に主として食塩にヨード化合物を添加し摂取する方法が採られています。
日本のヨード生産の大部分を占める千葉県は、ヨード欠乏症に苦しむモンゴルやカンボジアに対し、ヨード支援事業を行い、同国との友好を深めており、当社も支援事業に参画しています。

ヨードの歴史

1811年、フランスのBernard Courtoisは、海藻灰から硝石を作る作業中に刺激臭を有する紫色の蒸気を発生させ、さらにその蒸気が冷えると金属光沢のある黒紫色の鱗片状物質になることを発見しました。彼からその物質の研究を託された彼の友人は、1813年に研究結果を世に発表。これがヨードの歴史の始まりでした。

翌1814年、同じくフランスのGey-Lussac,Joseph Louisの研究により、この物質は塩素と同様の性質を示す元素であることが分かり、ギリシャ語で紫色を意味するiodesに因んでiodeと命名されました。
この年、さっそく工業的な製造が開始され、1816年には医薬用殺菌消毒剤として用いられたことが報告されています。その後も医薬だけにとどまらず広く工業分野にも利用されてきました。

わが国においてヨード製造が本格的に事業化されたのは、明治20年(1887)以降のことです。
その後、明治27~28年(1894~95)の日清戦争、明治37~38年(1904~05)の日露戦争および大正3~7年(1914~18)の第一次世界大戦による特需により、千葉県を中心にヨード事業の発展が一時見られました。しかしながら、昭和5年(1930)に発生した昭和恐慌や、昭和16年(1941)に勃発した太平洋戦争を受けて、衰退しました。

再びヨード事業が賑わったのは、昭和25年(1950)に勃発した朝鮮戦争による特需で、世界的に需要がひっ迫するなか、千葉県のヨードは輸出産業として脚光を浴びることとなりました。
当社は昭和12年(1937)に子会社を通じてヨード事業に進出し、試行錯誤と紆余曲折を経て、昭和44年(1969)にヨード事業を本格化しました。現在では世界有数の生産者として、その地位を確立しています。

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