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ヨードの歴史

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ヨードの発見

1811年、フランスのBernard Courtoisは、海藻灰から硝石を作る作業中に刺激臭を有する紫色の蒸気を発生させ、さらにその蒸気が冷えると金属光沢のある黒紫色の鱗片状物質になることを発見しました。
彼からその物質の研究を託された彼の友人は、1813年に研究結果を世に発表。これがヨードの歴史の始まりでした。

翌1814年、同じくフランスのGey-Lussac,Joseph Louisの研究により、この物質は塩素と同様の性質を示す元素であることが分かり、ギリシャ語で紫色を意味するiodesに因んでiodeと命名されました。
この年、さっそく工業的な製造が開始され、1816年には医薬用殺菌消毒剤として用いられたことが報告されています。その後も医薬だけにとどまらず広く工業分野にも利用されてきました。

日本におけるヨードの事業化

わが国においてヨード製造が本格的に事業化されたのは、明治20年(1887)以降のことです。
その後、明治27~28年(1894~95)の日清戦争、明治37~38年(1904~05)の日露戦争および大正3~7年(1914~18)の第一次世界大戦による特需により、千葉県を中心にヨード事業の発展が一時見られました。しかしながら、昭和5年(1930)に発生した昭和恐慌や、昭和16年(1941)に勃発した太平洋戦争を受けて、衰退しました。

再びヨード事業が賑わったのは、昭和25年(1950)に勃発した朝鮮戦争による特需で、世界的に需要がひっ迫するなか、千葉県のヨードは輸出産業として脚光を浴びることとなりました。

当社は昭和12年(1937)に子会社を通じてヨード事業に進出し、試行錯誤と紆余曲折を経て、昭和44年(1969)にヨード事業を本格化しました。現在では世界有数の生産者として、その地位を確立しています。

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