Home > ヨウ素について > 原料と性質

原料と性質

  • ヨウ素とは
  • ヨウ素の用途
  • 原料と性質
  • 資源大国 ニッポン
  • ヨウ素の作り方
  • よくあるご質問

かん水

当社が生産する天然ガスは水溶性天然ガスであるため、採取時には地下水とともに産出されます。この約300~40万年前にできた地層中にガスとともに眠る塩分を多く含んだ水を、かん水といいます。このかん水の塩分濃度はほぼ海水と同じですが、ヨウ素濃度が海水の2,000倍近くもあり、硫酸がほとんど含まれないなどの特徴があります。これだけのヨウ素が天然に濃縮されている地域は世界でも珍しく、世界のヨウ素生産量の30%超が千葉県で生産されています。
なお、ヨウ素を含んだかん水は、千葉県の白子、養老、金谷等では温泉としても利用されています。食塩成分を含んだかん水の温泉は入浴した後、皮膚についた食塩が汗の蒸発を防ぐため、保温効果に優れています。

かん水と海水の成分比較
項目 かん水(mg/l) 海水(mg/l)
ヨウ化物イオン I- 110~130 0.05
塩化物イオン CI- 18,000~19,500 18,230
臭化物イオン Br- 120 56.2
ナトリウムイオン Na+ 10,000 9,350
カリウムイオン K+ 300 356
カルシウムイオン Ca2+ 190 372
マグネシウムイオン Mg2+ 500 1,160
硫酸イオン SO42- 0 2,450
重炭酸イオン HCO3- 1,000 105
炭酸イオン CO32- - 5.9
遊離炭酸 CO2(Free) 10~30 -
アンモニウムイオン NH4+ 120 1.5
ホウ酸イオン HBO32- 10 21.9
全鉄 Fe(Total) 2~5 0.2
 
pH 7.9 8.2

参考文献:石油技術協会誌

性質

精製ヨウ素

ヨウ素は、デンプンと反応して紫色に色が変わるヨウ素-デンプン反応や、昆布などの海藻に含まれている栄養分としても良く知られている元素です。 製品となったヨウ素は固体で、金属のように重く、黒紫色の光沢を帯びています。加熱すると比較的低い温度でも溶融(液化)し、常温でもドライアイスのように昇華(気化)しやすく、特異な臭気があります。このように固体、液体、気体の3態を容易にとる元素は大変珍しいといえるでしょう。また、強い反応性(酸化力)があるため、多くのヨウ素化合物に加工され、様々な分野で利用されています。

元素記号 I 比重 4.93
原子番号 53(ハロゲン族) 融点 113.7℃
原子量 126.9 沸点 184.5℃
もっと知りたい!
ヨウ素・かん水事業」ページ
かん水フルボ酸」ページ

「資源大国ニッポン」へ進む

「ヨウ素の用途」に戻る

ページトップへ